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たかむらの茶の間

たかむらの茶の間

うちのミートソース

うちのミートソース

トマトホール缶利用煮込みものその5。ひとまずこのシリーズはここまで。
出来上がりは似たようなもんだと思うけど、各家庭微妙に材料とプロセスが違うであろうから「うちの場合」をア
ップさせてもらう。
スパゲティミートソースって子供受けする料理の一つのはずだけど、率直に言ってこれはあんまり子供受けする味
ではなく、ほとんどのお子さんはこうやって作ったものよりも缶に入ったできあいの甘いミートソースの方が好き
だと思う。かつてはうちの子供達両方にもはっきり「給食で出てくるのの方が食べやすい」と言われてへこんだ。
まぁ、めげずに作っていればそのうちどっちの方が深い味か理解してくれるようになると思うので、お子さんに似
たような事を言われた親御さん達、頑張れ。
ただし、これにケチャップと砂糖大量投入すればあっけなく子供受けする味にできる。
(そういう媚びもかつてはつい売った…)

材料(だいたいスパゲティの上にかけて9~10人前)
合い挽き肉(できれば粗挽き) 800g
赤ワイン 200cc
にんにく 2かけ
たまねぎ 1~2個
セロリ 1本(葉の部分は除く)
にんじん 1本
ホールトマト缶 2缶(1缶の総量400gくらいのもの)
トマトジュース 400cc
鶏レバー 200g
トマトペースト 大さじ3
オリーブ油 月桂樹の葉 塩 胡椒 ナツメグ
好みで固形スープの素

作り方
1.にんにく、たまねぎ、セロリ、にんじんをみじん切りにする。にんにくは例によって潰してから。
2.大きめのフライパンを熱しオリーブ油適量を入れ、合い挽き肉を強めの中火で炒める。あまりかき混ぜると肉
  がぽろぽろになりすぎてよろしくないので、焦げ付きそうだなと思ったら肉をひっくり返す感じで。焦げ付き
  そうなところは鍋底からこそげ取るように。肉にしっかり火が通ったら赤ワインを入れて、アルコールの臭い
  が飛んで水分が半分以下になるまで、混ぜないで強火で煮詰める。
3.煮込み鍋にオリーブ油を多めに入れ、鍋を熱する前ににんにくを投入して加熱。中火で。
  にんにくの香りが出てきたらたまねぎ、セロリ、にんじんを一気に投入。中火のまま全体が少しキツネ色にな
  るまでしっかりと炒める。
4.3に2を投入し、全体がしっかり温まってからホールトマト缶のトマトを潰しつつ入れ、缶の残りのジュース
  と別量のトマトジュースを注ぎ込む。煮立ってきたら、ソース表面がたまにポコポコする程度に火を落として
  月桂樹の葉、塩小さじ1、好みで固形スープの素適当な個数を入れて1時間ほど煮込む。やはり焦げ付きやす
  いので、たまに木べらなどで底からかきまぜてやる。
5.ソースを煮込んでいる間に、鶏レバーの余計な筋と脂肪を取り除いてみじん切りにする。
6.4に鶏レバーのみじん切りとトマトペーストを入れ、さらに30分煮込む。
7.塩、胡椒、ナツメグ適量を入れ味をととのえる。できあがり。

注 実は、うちではこれにさらにパンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)があれば、ごく細く千切りにして3のプロセ
  スで野菜と一緒に炒めて加える。この分量で入れるパンチェッタは80g前後。パンチェッタの塩気がきつい
  ので、4で加える塩を半分くらいにする。


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